みかるくです。アニメ「コードギアス」レビューシリーズ記事第3弾です。
今回の記事は、アニメ全編を鑑賞した上で気になった、ちょっとした疑問点などを書いていきます。
何故「オレンジ」だったのか?
「オレンジ」とは、言わずと知れたジェレミア卿の蔑称。最終回まで見終えると、蔑称であり、栄誉であり、愛称でもありますね。
ギアスを使うためのデタラメだったとはいえ、何でルルーシュはよりにもよって「オレンジ」にしたのか? と個人的に気になるんですよね。
私としては、ギアスにかかった人間の目に浮かぶ橙色の輪を由来に「オレンジ」というインスピレーションを得たんじゃないかと思っていますが……。
まあ、単なる思い付きに由来も何もないのでしょうか?
もしかすると、資料集や関連グッズなんかにはその辺りの記述があるのか、気になって仕方がない筆者です。
何語を喋っていたのか?
これは無印の1話、アニメを見始めた当初からずっと気になっていたことなのですが、結局ブリタニア人って何語喋っていたんでしょうか。
ブリタニアが日本に侵攻してきたということは、彼等が日本語を話している訳ではないはずですね。しかし、作中で日本人とブリタニア人はスムーズなコミュニケーションが取れています。
ブリタニアの支配下に置かれることによって、日本人は敗戦国として言語規制にかけられていたのでしょうか?
ブリタニアが日本に侵攻してきたのが、コードギアス無印から見ると7年前に値します。
それだけの間、規制をかければ、かつての日本国民のほとんどがブリタニア語を喋れるようになってても、不自然じゃないと言えるのか?
ついでに気になるのは、日本が戦争に負けてブリタニアに占領される以前に、半ば追放される形で日本に送り付けられたルルーシュとナナリー。
彼等2人は間違いなく純ブリタニア人の筈です。
ということは、この2人にとっては、文化どころか言語すらも異なる未知の異国に送られたことになるのですが。日本語を勉強したのでしょうか?
そもそも、現実におけるアメリカがそうであるように、元から世界共通語としてブリタニアの言葉が日本に浸透していた可能性もありますね。
ストーリーに関連性のない問題とはいえ、この辺りの設定が個人的には気になりました。
釈放された? カレンの母
ルルーシュ亡き後、世界がカレンの語りと共に描かれるシーン。
アッシュフォード学園の制服に身を包み、熱々の食パンをくわえ「いってきます」と思しき仕草を母に投げ掛けるカレン。
そして弱々しくはあるものの、ベッドの上でそっと手を振り返すカレン母。もうシュタットフェルト家の病弱な令嬢を演じる必要もなくなったのか、ピンピンはねた赤髪を揺らし、カレンは元気に駆けて行く……
と良い場面ですが、私は気になりました。
カレンのお母様。リフレイン使用によって科せられた、禁錮20年の刑はどうなったのでしょう?
世界も変わったことだし、リフレインの被害者の皆さんも「お咎めなしでいきましょう」とか「保護観察処分にします」だとか「自宅療養を認めます」ということになったのかもしれません。しかし。
あの場面が、仮に20年後だった場合!
考えますよね。だって、お母様が自宅にいるということは、あのシーンは刑に服された後かも知れない訳です。
とすると、学園に復学したあのカレンも20年後の姿ということになります。
何でそんな年月、学校に在籍しているのかというと、やはり世界が平和になったとはいえテロ活動に従事していた身ですから、そう簡単に卒業ができるとは限りません。学校の在籍や単位など、色々と法的な手続きも兼ねて壁があったのでしょう。
20年も経ったのにカレンが老けてないやんけ!というのも、問題ありません。
不老なんてコードギアスの世界において、何のその。カレンもまた、コードの持ち主であれば充分に可能な話です。
周りの登場メンバーも20年後にしちゃあまりにも若すぎるので、登場人物全員がコードを引き継いだ可能性があります。
何て壮大な世界観なんだ。
申し訳ありません。
さて、ここで筆を休めることにします。
次回は巷を騒がせた「ルルーシュ生存説」など。
(既に真相は明らかになっていますが、当時の自分の心境を語りたい)
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